小松庵 総本家

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更新日:
 2024年7月20日



◎小松庵 総本家(2024年7月20日)
 「小松庵 総本家」は元々、大正11年(1922年)、東京の豊島区駒込で初代、小松鶴一氏が妻と始めた出前中心の小さなそば店でした。当時は蕎麦だけでなく、うどんやラーメンも提供していたそうです。その後、1970年代にファストフードやファミリーレストランなどの外食チェーン店が台頭してくると、息子で2代目の小松茂氏は百貨店やショッピングモールなど、商業施設内への出店を進めたそうです。
 職人気質の初代とは衝突もあったそうですが、1992年には池袋メトロポリタンに出店、1994年には恵比寿ガーデンプレイスに出店、1996年には新宿高島屋に出店しました。2000年になってからも5店舗を出店するなど、店舗展開を広げていきました。
 2013年に3代目の小松孝至(たかし)氏が引き継ぐと、さらに新しい展開を進めていきました。2014年に現在の地に「総本家 小松庵 駒込本店」を移転しましたが、外観は蕎麦屋とは思えない、高級レストランに近い佇まいです。小松孝至氏は、「非日常を作りたかった」そうです。
 そこで、江戸前の蕎麦を改良した「東京蕎麦」という独自のメニューを開発しました。これは、そば粉十割の「生粉(きこ)打ち」を守り、打ち方を含めた伝統的な江戸前流を踏襲しつつ、イタリアンやフレンチの技法も取り入れた蕎麦だそうです。
 つゆにもこだわっており、江戸前流には珍しい「辛すぎず少し甘め」が基本だそうです。この味が十割そばの風味を最も引き立てるのだそうです。原料のカツオ節は仕入れた後に自社で数年寝かせて熟成させ、さらに建物の屋上で天日干しにしたものを削った自家製を小松庵全店で提供しているそうです。ツユの味はそれぞれの時代や環境、季節に合わせて定期的に味を調整しているそうです。





・生粉打ち 野菜天せいろ







・おろし蕎麦







・天婦羅



・牛肉の朴葉焼き



・生粉打ちせいろと国産牛フィレステーキ重









・小松庵 総本家 駒込本店
 住所:東京都豊島区駒込1-43-16 アルナス駒込六義園 2F
 TEL:03-3944-8385
 営業時間:11:00〜22:00
 定休日:不定休
 駐車場:無
 アクセス:JR、山手線、駒込駅、南口から徒歩約2分
 カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
 席数:56席
 オープン日:1922年(大正11年)5月10日