メニュー
TOPページ
観光地
地域情報
日本のホテル
日本のニュース
日本について
美味しいもの
海外事情
海外のホテル
食品の話
雑学
用語辞典
リンク
更新日:
2024年8月11日
|
◎さくら(2024年8月11日)
お店の看板には「さくら」としか書かれていないのですが、正式には「燻りと炙り スモークバーベキュー さくら」というそうです。JR、神田駅、南口から徒歩5分くらいの場所ですが、大通りではなく、一本裏に入った路地裏にあるお店です。古民家をリノベーションしており、店内も木の温もりを感じることができます。
創業者の田島剛氏は、大学時代は総合格闘技に熱中していて、大学卒業後は都内のジムでパーソナルトレーナーをしていたそうです。しかし20代後半に怪我をしたことから、将来的に長くトレーナーを続けていくことは難しいと感じ、異なる道を考えたそうです。この時、自分が好きだった飲食業が思い浮かんだそうです。そこで田島氏はワイワイと賑やかな店を経営したいと考え、神田の焼鳥店で修行を開始したそうです。
田島氏は、早期に独立したいと考え、働きながら物件を探したものの、なかなか見つからず、2年が経過したそうです。そんな中、「それならば一度、別の業態で修行をしたらどうか」、と当時の親方が紹介してくれたのが、たまたま燻製料理専門店だったそうです。そこで様々な食材を燻製にできることに衝撃を受け、以前、キャンプに行ったときに燻製を作っていたこともあり、燻製の魅力にのめりこんでいったそうです。そして燻製店で1年間修行した後、現在地に念願の店をオープンしました。店内1階はバーのようなカウンター席のみです。2階にはテーブル席、3階には座敷があるようですが、カウンター席にしか座ったことがないので上の階のことは分かりません。
食材は、燻製する前に水分抜きが必要で、ここに時間がかかるそうです。例えばベーコンなら塩漬けに1週間、生ハムは2ヶ月かかるそうです。きっちりと水分を抜いた後、店内の燻製機でスモークして美味しい料理になります。魚介類なら数時間、野菜やパスタなど、色々、試してスタッフで味見し、納得できたものだけをメニューに載せているそうです。様々なオリジナルの燻製料理を提供してくれるお店です。桜の木で燻製にしていることから、店名が「さくら」なのかもしれません。
燻製専門店ですので、他のお店では味わうことができない料理をいただくことができます。よくあるポテトサラダも、このお店では燻製の卵と沢庵を使っています。トマトを頼んだら、スモークされていなかったので、「あれ?」と思ったのですが、実は岩塩がスモークされていました。オイル漬けのオリーブの燻製や、醤油や塩も燻製されており、何を食べても驚きます。季節によっても、食材が変わりますので、いつでも楽しめるお店だと思います。








・お通し+ポテトサラダ

・枝豆

・えいひれ

・たらこ

・うずらの玉子

・トマト

・塩サバ

・ハラミ炭火焼き

・ガツ刺し

・燻りと炙り スモークバーベキュー さくら
住所:東京都千代田区鍛冶町1-10-16
TEL:03-5297-5148
営業時間:11:30〜13:30、17:00〜24:00
定休日:土曜日、日曜日、祝日
駐車場:無
アクセス:JR、神田駅、南口から徒歩約5分
カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
席数:34席
オープン日:2007年
|