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更新日:
2024年7月14日
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◎焼きあご塩らー麺 たかはし(2024年7月20日)
「焼きあご塩らー麺 たかはし」は東京都中央区日本橋久松町に本社がある株式会社ヒカリッチアソシエイツ(設立:2011年4月、資本金:6,344万6,540円、代表取締役:橋夕佳)が運営しているラーメン屋さんです。
株式会社ヒカリッチアソシエイツの創業者の橋夕佳氏は1982年10月、新潟市生まれです。新潟大学教育人間科学部を卒業後、上京し、大手不動産会社に就職しました。建築部で施工管理に配属され、大きな仕事をするぞ、キャリアを積むぞと意気込んでいたものの子どもができたため10月末で退職したそうです。その後、3人の子宝に恵まれ、新潟に戻って子育てに専念していたものの、3人目の子が1歳になる頃、それまで心の隅で抱いていた「自分も社会で活躍したい!」という気持ちが再燃したそうです。ただ、既に社会で活躍している同世代の女性に比べると社会経験が少ないことから、今からどこかに勤めるというのは難しいと考え、「それならば、起業しかないだろう」、と決意したそうです。
そんなある時、「関東にないラーメン。これならいける。勝負しよう」と決意したそうです。そして2011年、28歳で起業し、株式会社い樹食研(現、ヒカリッチアソシエイツ)を設立したそうです。橋夕佳氏が「関東にない」と考えたラーメンは、トビウオから出汁を取った焼きあごのラーメンだそうです。出身地の新潟や山形には焼きあごのラーメンの店がたくさんあるものの、東京には全くなかったことから、「これなら勝負できる」と思ったそうです。
ただ、経営も知らない素人な上、潤沢な資金があるわけでもなく、父親に借財を申し込んだものの、にべもなく断られたそうです。事業計画書を作成したものの、銀行の融資は通らず、物件も決まらなかったそうです。最終的に夫の親族が貸してくれた350万円で開業できる店を探したそうです。当然、生活費でもお金は出ていくため、店を探しながら派遣に登録し、生計を立てていたそうです。そして1年経ったある日、ようやく低コストで出店できる茗荷谷の居ぬき物件に巡り合ったそうです。
そして、2012年に「らー麺たかぎ」を東京都文京区茗荷谷に開業しました。しかし、夫婦二人のお店は、オープン当初は客が全く来ず、月商100万円で、オープンから半年間は赤字が続いたそうです。橋夕佳氏は、その理由を考え、スープが美味しくないと認めたそうです。タレ、スープ、油、麺のバランスがバラバラだったそうです。そこで、営業後に出汁の取り方や配合など、ラーメンを構成する要素を変化させて味わいを検証し、その味を次の日にお客さまに出して反応を見る、ということを繰り返し、しらみつぶしに色々な味を検証していったそうです。ようやく、自分の思い出の味に近づいた頃、お客さまもどっと増え、店が賑わうようになったそうです。開業から1年半くらい経っていたそうです。その時の味が、現在の「たかはし」の味に限りなく近いベースになっているそうです。
茗荷谷の店舗は行列ができるようになって、商品力に確かな手ごたえを感じるようになった橋夕佳氏は、もっと多くの人にこの味を伝えたいと考え、さらに大きな街で出店しようと考えるようになったそうです。そして2015年2月20日、新宿の歌舞伎町に移転し、店名を「焼きあご塩らー麺 たかはし」に改名しました。するとオープンからほどなくして行列店となり、結果、10ヶ月ほどで月商1,000万超えを達成したそうです。そして前年比600%の売上を達成し、翌年から毎年1〜3店舗を出店する原資が生まれたそうです。その結果、2024年6月現在、都内のほか、神奈川、埼玉、兵庫、香港などで11店舗を運営しています。
ちなみに「たかはし」では、たかはし専用の焼きあごを使用しているそうです。厳選した鮮度の高いトビウオを素早く下処理し、特許出願中の独自技術を使いて素材が持っている旨味を引き出し、高温で焼き上げた後にじっくりと乾燥させて旨味を凝縮させるそうです。この焼きあごを二段階の温度調整を行うことで、他社では真似できない香ばしく、旨味が深い、こだわりの塩だれが完成するそうです。




・焼きあご塩らー麺


・焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-27-3 KKビル1階
TEL:03-6457-3328
営業時間:11:00〜翌3:00
定休日:無
駐車場:無
アクセス:西武新宿駅から徒歩約1分
カード:不可
席数:13席(カウンター席のみ)
オープン日:2015年2月20日
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