麺屋つくし

このサイトは、日本の地域の情報についてまとめました。

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

美味しいもの 

海外事情 

海外のホテル 

食品の話 

雑学 

用語辞典 

リンク 


更新日:
 2024年7月14日



◎麺屋つくし(2024年7月20日)
 「麺屋つくし」の店主、岩崎均(いわさきひとし)氏は大手運送会社に就職し、セールスドライバーをして働いていました。ただ、人に雇われるのが好きでなかったので、「いずれ何かをやりたい。」と思っていて、独立するために資金を貯めようという一心で20歳ごろから6年半、寝る暇もないくらい働いたそうです。そろそろ独立したいと考えていた頃、家族で横浜に旅行し、新横浜のラーメン博物館に行き、北海道、札幌にある味噌ラーメンの名店「すみれ」に入店したそうです。15〜16時という時間帯に入館した時、唯一行列が出来ていた店が「すみれ」だったそうです。当時、岩崎氏は「すみれ」を知らなかったそうですが、家族ですみれの味噌ラーメンを食べた時、感動と衝撃で思わず無言で顔を見合わせたそうです。そこで急いでラーメンを平らげ、車の中から本店に電話したそうです。
 すみれの社長に弟子入りをしたいと直訴するものの、当時は地元以外からの弟子の受け入れを拒否していたそうです。手紙も出したものの、3回断られたそうです。さらに、すみれの社長に挨拶をしに行こうという考え、札幌に行ったものの、社長には会えなかったそうです。しかし、たまたま後にすみれから独立し、暖簾分けをされた「麺屋 彩未」の奥さんが店長をされており、伝言をお願いしたら「改めて面接をしようか」という話になり、最終的には弟子入りを認めてもらえたそうです。ただ、面接時に「10年働いたらのれん分けを認める」と言われたことから妻と子供も一緒に富山から連れていったそうです。
 弟子入り後は、1〜2年は工場勤務だったそうです。最初の2年は工場でお土産用の「すみれ」のストレートラーメンを作っていたそうです。その後、ようやく厨房に入れたものの、3年目くらいで「辞めようかな」と思ったほど仕事がきつかったそうです。その後、「すみれ」2号店の店長を任されるまでになり、24時間365日ラーメンに没頭したそうです。そして10年間修行した後、地元、富山に戻り、2005年9月22日に「麺屋つくし」を開きました。「つくし」という店名は、「土の中から顔を出し、ぐんぐんと成長していくように、妥協をせず仕込みから丹精込めて作る」という想いを込めて名付けたそうです。
 つくしの麺は、札幌森住製麺様から取り寄せる「中太ちぢれ卵麺」です。代名詞の濃厚味噌スープに最も合う麺です。麺は少し寝かせてコシが出てから提供しているそうです。つくし秘伝のスープは毎朝全店舗で仕込んでいるそうです。国産のげんこつ骨から出汁をとり、10種類の野菜と一緒に煮込むことで、深い味わいを引き出しているそうです。火加減と日によって異なる味の微調整は、長年培ってきた経験と勘によって、「すみれ」直系でありながら「つくし」オリジナルの生姜が効いた味噌スープを完成させているそうです。つくしのチャーシューは、目利きで仕入れた豚バラ肉を独自の製法で調理し、素材の旨味を最大限に引き出しているそうです。















・味噌ラーメン





・チャーシュー丼



・麺屋つくし 本店
 住所: 富山県富山市太郎丸本町3-10-1 第2サクラギビル
 TEL:076-423-2941
 営業時間:11:00〜14:45、18:00〜21:00
 定休日:水曜日
 駐車場:有(大阪屋ショップと兼用)
 アクセス:富山地方鉄道、富山軌道線本線、堀川小泉停留場から徒歩約12分
 カード:不可
 席数:25席
 オープン日:2005年9月22日