そばきり みよ田

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更新日:
 2024年10月13日



◎そばきり みよ田(2024年10月13日)
 「そばきり みよ田」は長野県松本市に本社がある株式会社王滝(設立:1978年3月、資本金:1,000万円、代表取締役:永瀬完治)が運営している蕎麦屋さんで、手打ち二八そばを中心に、夜は居酒屋として信州の料理を提供しています。都内と埼玉県内に平仮名の「そばきり みよた」という蕎麦屋さんがありますが、こちらとは関係がないようです。また、長野駅ビル、MIDORI長野には「食楽彩々 そば処 みよ田」という蕎麦屋さんがありますが、こちらとも関係がないようです。長野県北佐久郡に「御代田町(みよたまち)」という場所があり、信州蕎麦で有名なようですので、この名前にあやかった店名が多いのかもしれません。
 株式会社王滝の創業者、永瀬完治氏は木曽郡木祖村出身で、木曽山林高校(現木曽青峰高校)を卒業後、製紙会社に勤務したものの20歳で辞め、寿司屋で見習いを始めたそうです。そして松本市の古い飲み屋街「裏町」で先輩が寿司店を開店する準備を進めていたものの頓挫したことから、そのチャンスをもらい、1973年(昭和48年)7月、裏町に7坪の寿司屋を開店しました。当時の裏町は、夜中でも人通りが絶えない賑やかな場所だったそうです。そこで10人入れば満席という狭い店舗だったことから、夕方5時から翌朝5時までの夜通し営業をしたところ、人気店になったそうです。
 1978年(昭和53年)3月に有限会社王滝を設立し、法人化すると1989年(平成元年)7月には東京、築地からの仕入業務を開始するなど、事業を拡大していきました。1993年(平成5年)10月に株式会社王滝に組織変更を行うと、1995年(平成7年)4月には松本市筑摩に「廻るすし広場あっちゃん」を開店し、回転寿司に進出しました。その後も居酒屋や炉端焼きなど、業種、店舗を拡大していきます。
 そして2005年(平成17年)4月に「そばきり みよ田(現、松本店)」を開店し、蕎麦事業にも事業を広げました。その後も王滝は事業を拡大し、2024年10月衣時点では、和食処「おおたき」、グルメ回転寿司「あっちゃん」、海鮮酒場「築地市場食堂」、集いのお手伝い「王滝ケータリングサービス」、セルフサービスの店「そば処 小木曽製粉所」など、様々なブランドの店を展開しています。
 「そばきり みよ田」は野麦峠で有名な旧、奈川村(現、松本市)に古くから伝わる郷土料理、「投汁そば(とうじそば)」を始めたところ人気となり、繁盛するようになりました。冷水でキリッと締めた冷たい蕎麦を、シャブシャブの様に温めて食べる料理で、他ではなかなか食べられないようです。
 「そばきり みよ田」は2019年4月に松本市内に松本パルコ店を、2020年6月に東京、虎の門ヒルズ店舗を開店し、現在、3店舗を運営しています。













・香ばしかき揚げそば





・そばきり みよ田 松本店
 住所:長野県松本市中央2-1-24 五幸本町ビル 1F
 TEL:0263-37-1434
 営業時間:11:30〜15:00、17:00〜20:30
 定休日:木曜日
 駐車場:無
 アクセス:JR、松本駅から徒歩約6分
 カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX)
 席数:50席
 オープン日:2005年4月