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更新日:
2019年7月20日
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◎大阪王将(2019年4月30日)
「大阪王将(おおさかおうしょう)」は、株式会社イートアンド(代表取締役会長、文野直樹、代表取締役社長、仲田浩康)が展開している中華料理店チェーン店です。餃子を中心に、御飯もの(天津飯やチャーハンなど)、ラーメンなどの麺料理のほか、様々な一品料理を提供しています。2019年3月末現在、日本国内で346店舗を展開しています。また、海外では中国、台湾、ミャンマー、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン、タイの8か国に出店しています。
創業者の文野新造(ふみの・しんぞう)氏が、「餃子の王将」から暖簾分けした形で1969年9月に大阪府大阪市都島区京橋で営業を開始したのが始まりです。文野氏は、王将フードサービスの創業者である加藤朝雄氏の親類だそうです。
1号店はJR、京橋駅近くの裏通りで、曲がりくねった路地裏の車も入れないような場所だったそうです。当時のメニューは餃子、チャーハン、ラーメンの3品だけだったそうですが、無料試食券を配布するという販促活動によって、連日、学生達が押し寄せ、繁盛したそうです。
ただ、文野氏が43歳での脱サラだったため、料理ができないことから、1970年1月に業務形態を「餃子専門店」に変更し、メニューを餃子1品に絞りました。やむを得ず餃子に絞ったのですが、安くて美味い、というのが受け、商売は繁盛したそうです。
1977年8月に大阪王将食品株式会社を設立して法人化し、独立するオーナーが出てくるようになり、「大阪初の餃子専門店チェーン」として展開を本格化させたそうです。1982年には総店舗数100店舗になり、1985年7月には文野直樹氏が2代目の社長に就任しました。
「大阪王将」は、「餃子の王将」からのれん分けしたため、当初は「餃子の王将」という名前でした。しかし、「大阪王将」が「餃子の王将」の本拠地である京都府内にチェーン店を出店したことで、本家「餃子の王将」から商標権の侵害で訴えられました。裁判の結果、1985年12月2日、店舗名を現在の「大阪王将」に改めることで和解に至りました。すなわち「餃子の」は、使用できないということですが、「王将」は使用できるものの、区別化をするために「大阪王将」になったということのようです。
その後、1996年8月には社名を株式会社大阪王将に変更、2001年4月には市販用冷凍食品「大阪王将餃子」を販売開始し、冷凍食品の製造、販売業の展開を開始しました。
さらに2002年10月に社名をイートアンド株式会社に変更しました。社名には、「単におなかを満たす「食:EAT」の提案だけではなく、日常の生活食文化に貢献する+「&」を創造すること」という思いを込めているそうです。外食産業だけでなく、様々な食に関する事業を展開していくという考えだそうです。
・餃子

・天津飯(醤油タレ)

・大阪王将 京橋店
住所:大阪府大阪市都島区東野田町2-8-8
TEL:06-6135-5521
営業時間:11:00〜22:30
定休日:無
駐車場:無
アクセス:JR、京阪、京橋駅より徒歩3分
カード:不可
席数:35席
オープン日:1969年9月
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