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更新日:
2018年8月25日
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◎手打ち蕎麦 いよ翁(2018年8月25日)
笘居 靖史(とまい やすふみ)氏が2010年11月19日に始めた蕎麦屋さんです。笘居氏は1971年2月に愛媛県で生まれました。1996年8月、中山そば道場で蕎麦打ちを始め、1999年1月に山梨県北杜市長坂町の「翁」の高橋邦弘氏のもとに修行(住み込み)に入り、その後、通いで修行を続けたそうです。2001年6月に師匠の高橋邦弘氏が広島県豊平町長笹の「達磨・雪花山房」に移ってからも、通いで修行を続け、2003年4月からは松山市の家具屋兼喫茶で月1回の蕎麦屋を開始しました。2004年4月には週末のみ営業というスタイルで10席の小さな蕎麦屋を開店し、2005年12月からは、はばたき授産園で2ヶ月に1回の蕎麦会を開始しました。その後、念願叶い、2010年11月19日に「手打ち蕎麦 いよ翁」を開店しました。
屋号の「いよ翁」は、笘居氏の師匠である高橋邦弘氏が付けてくれたとのことです。「翁」の名は、高橋邦弘氏が1975年12月に東京の豊島区南長アで最初に開店した蕎麦屋の屋号です。(南長崎の翁は1985年7月に閉店となっています。)
いよ翁が一躍、有名になったのはミシュランガイドに載ったからです。ミシュランガイドとは、フランスのミシュラン社により出版される様々なガイドブックの総称です。日本ミシュランタイヤ株式会社(東京都新宿区)は2018年4月12日に、広島県と愛媛県の厳選した飲食店・レストランと宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド 広島・愛媛2018特別版」を発表しました。書籍は2018年4月16日(月)から全国の主要書店で発売されていますが、いよ翁は、このガイドに「一つ星(そのカテゴリーで特においしい料理)」として紹介されています
お店は松山市の隣の松前町というところにあります。大きな道沿いではなく、少し広い道路と狭くて古い道路の間を結ぶ狭い道路沿いにひっそりとある店舗です。場所としては、隠れ家的な感じです。しかも、看板がデカデカと掲げられているのではなく、知っている人しか分からないような雰囲気を醸し出していました。入口に暖簾がかかっているのですが、その先が店内ではなく、暖簾をくぐったら左に曲がり、その先の角を右に曲がると入口があります。特に案内がないのですが、下駄箱が目の前にあるので、靴を脱いでスリッパに履き替えるのだとわかります。
12時前に着いたのですが、駐車場には車がいっぱいでした。ただ、入口付近に並んでいる人はいなかったので、まだ空いているのかと思い、入口の扉を開けたら、エアコンが効いた店内は5〜6組の人が順番待ちをしていました。入口の右側に名前を書く紙があったので名前を書いて、店内で順番を待つことになりました。
店内は木目を基調とした落ち着いた雰囲気で高級感漂う雰囲気でした。町の蕎麦屋さんではなく、ちょっと高級な蕎麦屋さんといった感じでした。天井が高く、壁際には、いろいろなものが飾られていました。もちろんミシュランの盾もありました。カウンター席、テーブル席、座敷席がありますので1人でもカップルでも、家族連れでも問題ありません。
入ったタイミングが悪かったらしく、席に案内されるまで40分以上、かかりました。仕方がありません。蕎麦は、いかにも高級な感じの蕎麦でした。美味しい蕎麦でした。今度は、もっと時間に余裕がある時に行きたいと思います。




・通のお決まり(ざる蕎麦(2枚)、汲みあげ湯葉)


・汲みあげ湯葉

・手打ち蕎麦 いよ翁
住所:愛媛県伊予郡松前町鶴吉5-5
TEL:089-984-3083
営業時間:11:00〜15:00
定休日:火曜日
駐車場:有
アクセス:JR、北伊予駅から629m
カード:可
席数:21席
オープン日:2010年11月19日
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