高田食堂

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更新日:
 2023年1月15日



◎高田食堂(2023年1月30日)
 「高田食堂」は富岡市の富岡製糸場と上州富岡駅の中間くらいの場所にある食堂です。お店の外には「たかた」と書かれているのですが、「たかたしょくどう」なのか、「たかだしょくどう」なのか、良く分からないお店です。国道254号から富岡製糸場側に一本入った細い道路沿いにあるのですが、この道路は「銀座通り」という名称です。日本各地にある「銀座」ですから、富岡市で最も栄えていた場所だと思われます。現在は寂れてしまったようですが、昭和の時代には映画館が6軒もあったそうです。飲み屋さんから、喫茶店まで、ありとあらゆるお店があったことと思います。
 昭和20年代に創業したという「高田食堂」は、そんな町の中心街にあるお店です。現在では、富岡製糸場で働いていた「工女さん達が愛したカレーライス」がお店の看板メニューになっています。工女さん達の夜食の出前や、休日に映画を楽しんだ工女さん達が食べていたというカレーです。
 店内に入ると、カレーの匂いが充満しています。食堂というよりも、カレー屋さんです。メニューを見ると、カレー、カツカレー、ハヤシライス、ラーメンとカツ丼に絞られています。以前は、色々なメニューがあったようですが、カレーを注文するお客さんばかりになって、ほぼカレー屋さんになってしまったようです。
 その自慢のカレーは、とてもスパイシーで、昭和初期であれば、かなりハイカラな食べ物だったのではないかと思います。ルーを小麦粉から作ったスパイスが効いたカレーのレシピは、営業当初から買えていないそうです。ゴロっとした豚肉が入っていますが、この豚肉も柔らかく、とても美味しかったです。私はラーメンとのセットにしてしまいましたが、カレーだけ御代わりしたいくらいでした。
 ちなみに連れが注文した「煮カツカレー」は、カツがタレに浸されたものでした。卵とじのような「煮た」カツを想像していましたが、ちょっと違うようです。メニューに「カツ丼」がありますが、標準は「タレ」とのことで、東京などで一般的な「卵とじ」は特別注文なようです。











・煮カツカレーライス(辛口)



・ミニカレー、ラーメンセット







・高田食堂
 住所:群馬県富岡市富岡22
 TEL:0274-62-0469
 営業時間:11:30〜14:30、17:00〜19:00
 定休日:水曜日、第3木曜日
 駐車場:無
 アクセス:上信電鉄、上州富岡駅から徒歩約6分
 カード:不可
 席数:24席