| 穏座（おんざ） |
このページは、個人のメモ帳として作っています。決して他者を誹謗、中傷するものではありません。 この点、ご理解のほど、宜しくお願いいたします。 |
| メニュー TOPページ 観光地 地域情報 日本のホテル 日本のニュース 日本について 美味しいもの 海外事情 海外のホテル 食品の話 雑学 用語辞典 リンク 更新日： 2023年6月11日 |
◎穏座（おんざ）（2024年5月20日） 大事な友人との食事で新橋に移動中、ネット検索で「仙台牛タンと石巻直送鮮魚 全席個室居酒屋 穏座（お んざ） 新橋店」というお店を見つけたので行ってみました。仙台牛タンも美味しいですし、友人に美味しい刺 身なども食べてもらいたいと思って、行ってみようと思ったのです。新橋駅の目の前にある居酒屋で「新橋店」 となっていましたので、何店舗かあるのかもしれません。後日、ネットで調べたら、店名が少し違いますが、 「穏座」というお店は赤坂や上野にもあるようです。 早い時間に行ったのですが、予約をしていなかったので、店員さんが予約表とかを見て悩んだ結果、入れても らえました。平日だったのですが、なかなか人気のお店なのだと思いました。部屋は、「全席個室」と謳うだけ あって、スライド扉を閉めて個室にする造りでした。丁度、新橋駅側が見える席だったので、電車をみながら食 事ができる感じでした。 料理をいくつか注文してから確認したところ、御通しが何と、1人あたり680円（税込み748円！）も取 られていることに気が付きました。物凄く高い御通しです。ちょっとありえない金額です。とても驚いたのです が、御通しとか、席料とかの案内はなかったので、断ることもできません。多分、人生で一番、高い御通しだと 思います。 ただ、出てきたお通しは、なかなか量が多い金平ゴボウでした。普通のお通しより、量は多いと思いました。 私は金平も大好きだったし、量も多かったし、仕方がないかと無理やり我慢したのでした。しかし、最初に出て きた焼鳥、モモとツクネを見て、とても嫌な予感がしました。 つくねは、明らかに冷凍の安いタイプです。以前、別のお店で1本80円か100円くらいで提供されていま した。これが何と、1本が230円（税込み253円！）もするのです！しかも注文は2本からとの縛りです。 肉同士が合体して、形が良く分からないモモも1本、200円（税込み220円！）です！最近、物価があがっ てきましたが、それでも1本、100円〜120円程度で、もっと見た目も美味しそうで、かつ美味しい焼鳥を 食べることができます。こんな焼き鳥を見て、嫌な予感がしない人はいないでしょう。 すると次に出てきたのは「博多餃子」という料理です。博多餃子で、こんな派手な羽根が生えたものは見たこ とがありませんが、最近の流行りなのでしょうか。私は、最近の「羽根つき」と称する餃子は嫌いで、餃子は1 個ずつ、ちゃんと形を保って焼いた方が好きです。わざわざ小麦粉水を焼いただけの「羽根」と称する皮の何が 良いのでしょうか。全く理解できません。私が知っている「博多餃子」には、こんな派手な羽根はないのです が、仕方がありません。しかし1つ食べて、ビックリでした。餃子自体が、とても美味しくないのです。具が全 くダメでした。さらに皮もフニャフニャで、もしかしたらレンチン商品なのかもしれません。確かに「羽根」も 焼いて「パリッ」としたものではなく、ふにゃふにゃでしたから、焼いていない可能性が高いと思います。ちな みに、このレベル、この量で980円（税込み1,078円！）ですから、大変、高いと思いました。 金額は商品とのバランスだと思います。高い金額でも、ちゃんとした商品であれば問題はありません。しか し、この金額で、この料理では、もう、ただのぼったくりとしか思えませんでした。せっかく、知人を持て成し たかったのに残念で仕方がありません。 悲しい気持ちの中、次に登場したのは「鮮魚5種盛合せ」でした。ぱっと見、そこまで悪く無さそうに見えま すが、よく見れば、どれも新鮮でないことは一目瞭然でした。マグロは、切った角が丸くなっています。切り立 てなら角は立っているはずです。おそらく、かなり前に海外の工場でスライスされ、真空パックで空輸された安 いものでしょう。鮮度は良いはずがありません。きびなごの色もタコおｎ色も、食べたい料理ではありませんで した。 ネットで調べた時、「仙台牛タンと石巻直送鮮魚 全席個室居酒屋 穏座」という店名でしたが、これのどこ が「石巻直送の鮮魚」なのでしょうか。何故、「石巻直送」で「きびなご」なのでしょうか。日本の各地域の特 産、料理を何も知らない外国人が経営している店なのでしょうか。店員さんは、いずれも外国の人でしたが、最 近は、どこのお店もそうなっているので、それだけでは分かりません。 せっかく、牛タンと刺身を楽しみに来たのですが、肝心の刺身がこのレベルです。もちろん、それまでの全て の料理が残念なものでしたから、刺身が来る時点では、既に覚悟していましたが、やはり予想通りでした。せめ て「鮮魚」って言わなければ嘘ではなくなりますが、これで鮮魚を主張するなら、全ての食材、嘘でしかありま せん。 「炙りの明太子」は、何だかネチャっとしていました。表面だけ、バリっと焼いた方が「炙った」感が出ると 思うのですが、本当に焼いているのでしょうか？それとも電磁調理器などを使っているとかで火力が弱いので しょうか。 さて、注文時には期待していた「タン中の炙り」ですが、すでに期待はしなくなっていましたので、登場した 時点でも、それほどの悲しみはありませんでした。2,189円（税込み2,408）円という金額は決して安 くはありませんが、「仙台牛タン」であれば、そんなに高くないと考えていました。見た目と量と金額が、そこ そこ合っているようですが、とても固く、とても不味い牛タンでした。私は牛タンが大好きで、いろいろなとこ ろで食べていますが、間違いなく、今まで食べてきた牛タンの中で一番、不味かったです。悲しいことに、私も 連れも、この牛タン、1切れ、残してしまいました。牛タンを残したのは、人生で初めてのことです。こんなに 固くて味が無い牛タン、本当に人生で初めてでした。こんなレベルで、この金額ですので、やはり高すぎるとし か思えませんでした。ただ、メニューでは「タン中の炙り」なんですね。店名に「仙台牛タンと石巻直送鮮魚 全席個室居酒屋 穏座」とあっても「仙台牛タン」をメニューには載せていないのですから、広告に偽りあり、 ということにはならないのでしょうか。ただ、店名で期待して入店したのに、メニューがこれでは詐欺のような ものだと思います。 最後に馬刺しロースが出てきましたが、これは唯一、この日で一番、美味しい料理でした。とても薄かったで すが、柔らかいお肉でした。でも、この量で880円（税込み968円）というのは、やはり高いと思います。 物凄いぼったくりの値段設定の上、全く美味しくない料理の数々で、非常に残念な夜でした。久しぶりに最低 のお店に当たってしまいました。店名に惑わされてはいけないということですね。 ・御通し  ・焼鳥（もも、つくね）  ・博多餃子  ・鮮魚5種盛合せ  ・炙りの明太子  ・タン中の炙り  ・馬刺しロース    ・仙台牛タンと石巻直送鮮魚 全席個室居酒屋 穏座（おんざ） 新橋店 住所：東京都港区新橋2-9-7 IKENO-7 6F、7F TEL：03-6635-2164 営業時間：12:00 〜 00:00 定休日：無 駐車場：無 アクセス：JR、新橋駅から徒歩約2分 カード：可（VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 席数：150席 オープン日：2023年9月1日 |