とびこ、飛子、飛び子

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更新日:
 2024年8月25日



◎とびこ、飛子、飛び子

 「とびこ(飛子、飛び子)」とは、トビウオ(飛魚)の卵を塩漬けにした食品です。
 トビウオは世界中の海に生息しており、50種以上存在し、特に熱帯や亜熱帯域に多い魚です。海面すれすれを猛スピードで滑空し、その距離は100m以上、速さは50~70km/hになるそうです。その卵は0.5~1mmくらいの大きさで、イクラよりも小粒です。もともとは淡い黄色で、透き通った黄金色の小さい球状の卵の集合体であることから海外ではゴールデンキャビアと呼ばれています。
 皮が固く、噛むと粒がはじける感触を楽しめ、主に寿司のネタとして利用され、ちらし寿司や軍艦巻きで食べられています。着色がしやすいので、寿司ネタとして用いられる際は色素や風味を加えて加工されることが多いです。日本では赤オレンジ色が一般的ですが、海外ではイカ墨で黒くしたり、柚子を使って淡いオレンジ色にしたり、わさびを使って緑にしてスパイシーな味付けにしたりと様々な色や風味に加工され、寿司に利用されているようです。
 「とびこ」ののことを「とびっこ」と表記している場合もありますが、この「とびっこ」は兵庫県芦屋市に本社がある水産加工会社、株式会社かね徳の登録商標です。