ひねぽん、ひねポン

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更新日:
 2020年10月25日



◎ひねぽん、ひねポン(2020年10月25日)
 「ひねポン」とは、姫路を中心とした播州地域の名物として知られている食べ物です。「ひねぽん」とは、炙った「ひね鳥(ひねどり)」をポン酢で和えた料理です。「ひね鶏のポン酢和え」が縮まって「ひねぽん」と呼ばれるようになったと考えられます。ネギなどの薬味を乗せるなど、お店によってアレンジがあるようです。
 姫路を中心とした播州地域では、古くから養鶏業が盛んでした。この地域では、長期間肥育し、卵を産まなくなった雌鳥を「ヒネ鳥(ひねどり)」と呼んでいました。「ひね鶏」は年老いており、通常の食肉として出荷される若いニワトリよりも肉質が硬いものの、噛めば噛むほど味が出るということで食べられるようになったようです。
 元々、「たいら」という焼鳥屋さんが作っていたものが発祥で、その後、弟子たちによって播州各地に広まったと言われているという情報を見つけましたが、真偽は定かではありません。現在では、姫路などでは、多くの居酒屋の定番メニューとして一般的になっています。
 食べてみたのですが、硬くて、私は好きになれませんでした。香川県には「骨付き鳥」という料理があります。「骨付き鳥」は「ひな鳥(若鶏)」と「親鳥」があります。この親鳥が、「ひね鳥」と同じだと思いますが、やはり硬くて、私には好きになれませんでした。