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更新日:
2020年3月3日
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◎グリッシーニ(2020年3月1日)
グリッシーニ(イタリア語:(単)Grissino、(複)Grissini)は、イタリアで生まれたスティック状の細長いパンです。パンといっても、食感はクラッカーのようにサクサク、カリカリです。形状は長いもの、一口大のものなど、様々あります。お菓子のような見た目とクラッカーのようなカリカリとした食感から、ワインなどのアルコール類と非常に相性が良いパンです。
グリッシーニは、一般的なものでも長さが約25cmとかなり長いのですが、長いものでは75cmもあるものもあります。工場で作られたものは均一な長さですが、手作りのものは長さが均一ではないなどの特徴があります。ちなみにグリッシーニは「パン」なので、適当な長さに短く折って食べるのが正式な方法です。ポッキーのように片方をつまんで、ポリポリかじりついてはいけません。
グリッシーニは、イタリア北西部のピエモンテ地方のトリノが発祥とされています。イタリア王家のサヴォイア家のヴィットーリオ・アメデーオ2世(Vittorio Amedeo II)が王子だった頃、病弱だったそうです。1675年、9歳の時、サヴォイア公となったものの病弱のままだったそうです。そこで1679年、宮廷医が宮廷のパン職人のアントニオ・ブルネッロに「消化がよく、繊維質をたくさん含むパンで食事療法はできないか」と相談し、作ったパンが、グリッシーニの起源だと言われているそうです。
その後、人気が出て瞬く間にイタリア全土に広まり、さらにヨーロッパ中の宮廷、王室に広まったそうです。さらに、このグリッシーニは、フランスの皇帝、ナポレオンが愛したパン、としても有名です。ナポレオンはグリッシーニを「小さいトリノの棒」と呼び、好んで食べていたという記録があるそうです。「グリッシーニを食べると潰瘍の調子がよくなる」と言って、わざわざ皇軍の飛脚を使ってトリノから取り寄せていたそうです。
現在では、セサミやローズマリー、ピッツァ風味など種類も豊富になっています。ワインやビールのおつまみにも適していますし、前菜として出されることもあるようです。そのままでも食べられますが、生ハムやスモークサーモンを巻いたり、ディップを添えてちょっとしたアンティパストにしたり、サラダやスープなどの付け合せとして提供されることもあります。

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