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更新日:
2018年12月3日
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◎ジャンバラヤ(Jambalaya)(アメリカ合衆国)
ジャンバラヤはアメリカ南部のルイジアナ州の料理です。もともとは、スペイン料理のパエリアに起源があり、ルイジアナ周辺を一時期支配していたスペイン人がアメリカに持ち込んだのではないかと言われているそうです。
労働者や漁師らが食べていた庶民的な料理で、大きな鍋でたくさん作ってみんなで分け合って食べることが多く、今ではバーベキューと並んでアウトドアパーティーの定番メニューになっています。ルイジアナ州では、ハンバーガーやホットドッグと並んで屋外スポーツ観戦の合間に売店で買って食べる人も多いそうです。
ジャンバラヤには二つの系統があり、茶色いジャンバラヤは「ケイジャン料理」、トマトソースを使った赤いジャンバラヤは「クレオール料理」と区別され、それぞれのルーツも異なります。
ケイジャンあるいはケージャン(英語: Cajun)とは、祖先が北米東部のアカディア地方に入植したフランス人の直系で、イギリス人によってアカディアから追放された後、最終的に主にアメリカ合衆国ルイジアナ州南部に永住した人々を指します。「アカディア人」を意味する英語「アケイディアン(Acadians)」から「ケイジャン」に転じたようです。音楽分野での「ケイジャン」という用語は、白人がアコーディオンなどを演奏する音楽の一分野を指しています。
一方のクレオールとは、1803年のルイジアナ買収によって米国の一部になる前の、フランス領ルイジアナ時代の移住者を先祖に持つ全ての人種及び異人種間の混血の人々、またはこれらの人々の独自の文化とクレオール料理を指します。
ジャンバラヤの材料は、主に米と野菜と肉です。他に、燻製ソーセージ(andouille)、鶏肉、玉ネギ、ベルペッパー(緑色のパプリカ)、セロリなどが使われます。豚肉やウサギの肉、魚介類(海老)を入れる場合もあり、色々なバリエーションを楽しむことができます。

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