削り蒲鉾、削りかまぼこ

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更新日:
 2020年8月10日



◎削り蒲鉾、削りかまぼこ、けずり蒲鉾(2020年8月10日)
 「削りかまぼこ」は、愛媛県南予地方の特産品です。主に愛媛県の八幡浜市、宇和島市、西予市などで生産されていますが、海を挟んだ反対側、山口県にもメーカーがあるようです。削り蒲鉾は、一般的な蒲鉾の材料とは異なり、エソが使われているようです。
 その作り方は、宇和海で獲れた新鮮なエソのすり身を楕円形に成型して、一枚一枚並べて蒸し上げた後、乾燥機で一昼夜乾燥させます。乾燥させた蒲鉾を薄く削り、削った蒲鉾をフルイに掛けて袋詰めして完成です。
 もともとは、冷蔵庫などがない時代に蒲鉾を長持ちさせるため、乾燥させた蒲鉾を作り、そのままでは食べにくいことから、薄く削って食べたそうです。ネットでは、発祥の店とか、いわれとかを探すことはできませんでした。
 一般的な蒲鉾のように紅白の2種類(ピンクと白)がありますで、料理の種類や色合いによって使い分ける事が出来ます。2018年時点では、松山市内のスーパーマーケットで普通に販売されていました。愛媛県を旅行した時のお土産としても良いかもしれません。
 味は癖がなく、噛み締めれば蒲鉾のしっかりとした味が口の中に広がります。そのまま、ビールのつまみや子供のおやつなどとして食べる、ふりかけのようにおむすびやちらし寿司、冷奴などにかけて食べる、吸い物やうどんのトッピングとして入れるなど、さまざまな料理で用いることができます。