メニュー
TOPページ
観光地
地域情報
日本のホテル
日本のニュース
日本について
美味しいもの
海外事情
海外のホテル
食品の話
雑学
用語辞典
リンク
更新日:
2024年9月29日
|
◎焼さば寿司(2024年9月29日)
「焼さば寿司」とは、焼いた鯖を寿司飯の上に乗せた寿司です。焼き鯖寿司の発祥は、福井県で持ち帰り用焼き肉店を運営していた「越前三国湊屋(えちぜんみくにみなとや)」が2000年5月に三国町で開催された「三国祭」で披露したのが始まりです。
越前三国湊屋の代表、中本氏が「三国町の名物を作りたい」と考え、「福井の伝統料理である浜焼き鯖と寿司が好きだから」ということで焼き鯖寿司を試作し、様々な工夫を重ね、2000年5月にようやく完成したそうです。そこで地元の盛大な祭り、「三国祭」でお披露目したところ、大人気となり、広まったそうです。
その昔、福井は神に供え天皇に捧げる食べ物を供給する「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、その若狭モノのひとつが鯖でした。このため、若狭から京に続く若狭街道は、別名、「鯖街道」とも呼ばれてきました。丸ごと浜焼きされた「焼き鯖」も、長年、福井では愛されていた郷土料理だそうです。中本氏は「冷めても美味しい焼き鯖」なら、寿司にも適しているのではと考えたそうです。
|