供酢のお話

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更新日:
 2011年2月12日


◎とも酢(茨城)(2011年2月12日)
 茨城県の水戸や大洗の名物です。「アンコウのトモ酢」、「あんこう供酢」と言われています。供酢は、湯引きした鮟鱇の身や皮、肝などの7つ道具を特製のタレにつけて食べる料理です。このタレは、アンコウの肝をすり鉢で良く練って、味噌、砂糖、酢を入れて味を調えたものです。肝のねっとりした食感と香りを活かして、なおかつ甘酢味噌と合わせたことにより、あん肝の美味しさを引き出します。
 茨城県の水戸や大洗で生まれた料理だそうです。現在では、流通が発達し、鮮度が良いアンコウが簡単に入手できますが、昔は、そうではありませんでした。アンコウは鮮度が落ちると臭味が出るため、昔は鍋よりも加工した調理法が好まれていたそうです。
 供酢は、この地方ならではのアンコウの食べ方で、この地域では、正月やお祝いごとには欠かせない一品だそうです。