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更新日:
2015年12月3日
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◎ドライカレー(2015年11月10日)
インド料理を原型として、日本で独特の発展をしたカレーライスのバリエーションの1つとされています。現在、以下のスタイルのカレーライスが、ドライカレーと呼ばれています。
①挽肉とみじん切りにした野菜を炒め、カレー粉で風味をつけ、スープストックで味付けをして煮詰め、平皿に盛った飯に載せた料理。一種のキーマカレー。(挽肉タイプ)
②カレー風味の炒飯。家庭で簡単に作れる「ドライカレーの素」や、冷凍食品が各社から発売されている。「カレーチャーハン」とも呼ばれる。(炒飯タイプ)
③生の米とカレー粉を具材と一緒に炒め、炊き上げたもの。カレーピラフ。(ピラフタイプ)
また、日本のインド料理店において、汁気の少ない香辛料を使った煮物をドライカレーと称している例もあります。
①のタイプは、明治時代、1910年(明治43年)頃に日本郵船の欧州航路船上で日本人コックが考案したと言われています。このことを明確に証明する資料は残っていないようですが、日本郵船のOBの多くが証言しており、まず間違いないとされています。1911年(明治44年)4月9日の日本郵船の欧州航路、三島丸のディナーメニューに「Lobster & Dried Curries」というものがあるそうです。これが最初のドライカレーであると考えられています。

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