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更新日:
2024年10月13日
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◎しゃぶしゃぶ にいむら(2023年4月9日)
「しゃぶしゃぶ にいむら」は、東京都新宿に本社がある秀栄商事株式会社が運営しているしゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキのお店です。詳細は不明ですが、東栄商事株式会社が運営しているとんかつ屋さん、「とんかつ にいむら」と元は同じだと思います。
「とんかつ にいむら」創業者の新村雅敏氏は大手繊維メーカーの経理の仕事をしていた一方、土地に対する先見性があり、将来成長するだろうと考えて、1947年(昭和22年)に新宿歌舞伎町の中心に土地を取得し、乳製品の販売店を営んでだそうです。そして大手繊維メーカーの仕事で全国各地を旅するうちに出会ったトンカツの美味しさに目覚めたそうです。そして1961年(昭和36年)、50歳代になっていたものの脱サラを決意、大手繊維メーカーを辞めてとんかつ屋を開業したそうです。
1961年(昭和36年)8月に「とんかつ にいむら」を創業したものの、新村雅敏氏は飲食業の経験がなく、苦労していたのを見かねて二男で立教大学に通っていた新村武敏氏が厨房に入り、また、長男の新村雅彦氏も同時に手伝いを始めたそうです。その後、大学を卒業し、大手外食企業で勤務していた経験を持つ三男の新村康敏氏も仕事を手伝うようになり、家族経営で事業を展開していったそうです。
そして20年くらいたった頃、「しゃぶしゃぶ にいむら」を立ち上げたようです。「しゃぶしゃぶ」という名称の料理は、大阪のスエヒロ(現、永楽町スエヒロ本店)の当時の社長であった三宅忠一氏が1952年(昭和27年)に名付けました。その後、関西で広まり、関東に広まっていったと考えられますので、とんかつ専業ではなく、新しい事業を始めるにあたり、当時、東京でも流行っていたしゃぶしゃぶに目を付け、同じ食材であることから展開しやすいと考えて始めたのではないでしょうか。
「しゃぶしゃぶ にいむら」で提供されている胡麻だれもポン酢も、自家製だそうです。胡麻だれは、毎日、胡麻すり機で炒りゴマをすり、そこに生くるみを入れ、紀州の南高梅干など15種類ほどの食材を入れて6時間かけて作るそうです。その後、2晩寝かせてから提供されるそうです。一方のぽん酢も毎日、北海道日高産の最高級昆布と築地伏高の朝削りの鰹節で丁寧に出汁を取り、柚子とダイダイ等の食材を入れ、最後に大分県産のかぼすをたっぷり入れて、2晩寝かせてから提供するそうです。
「しゃぶしゃぶ にいむら」といっていますが、看板には「しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキ」と書かれています。しゃぶしゃぶの専門店ではなく、しゃぶしゃぶの他にもすき焼き、ステーキを楽しむことができるお店です。関東風すき焼きは国産の長葱を焼いて、香ばしい香りが出てきたところに黒毛和牛の霜降り肉をのせて秘伝の割下を少な目にかけて作る一品です。













・しゃぶしゃぶ にいむら 本店
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-14-3 川新ビル 1F、B1F
TEL:03-3205-2200
営業時間:10:30〜2:30
定休日:無
駐車場:無
アクセス:JR、新宿駅、東口から徒歩約4分
カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
席数:90席
オープン日:1978年10月17日
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