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更新日:
2024年9月29日
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◎寿司常(すしつね)(2023年9月30日)
「寿司常(すしつね)」は大阪メトロ、谷町線の南森町駅とJR、東西線の大阪天満宮駅から徒歩約2分くらいの場所にあるお寿司屋さんです。元々は明治24年(1891年)に中恒吉氏が大阪市の順慶町井戸、辻西入南側にて創業したという歴史のあるお寿司屋さんです。3代目店主、中恒次氏が1988年(昭和63年)に死去したため、一度、暖簾をおろしたそうですが、2016年(平成28年)7月11日に現在の店主が4代目としてお店を再開しました。
「寿司常(すしつね)」は、バッテラを生み出したお店として有名です。バッテラは、現在では鯖の押し寿司として認識されていますが、元々はコノシロを使った押し寿司だったそうです。お店には、以下のような説明書きがあります。それによると、明治24年(1891年)、寿司常の創業者、中恒吉氏が当時、大阪湾で大量に採れたコノシロを使って考案した寿司だそうです。コノシロとは、コハダが成長した魚のことです。コノシロの片身を2枚におろし、布巾で締めて売り出した寿司が好評となり、多数の注文を受けるようになったそうです。しかし、あまりに多くの注文が入り、布巾締めでは間に合わなくなり、木の船形の寿司型を製作したそうです。それを見たお客が、ポルトガル語の「bateira(小舟)」から「バッテーラ」と呼ぶようになったそうです。それが、いつの間にか「バッテラ」と縮めて呼ばれるようになったそうです。また、コノシロの値段が上がったことから、コノシロの代わりに鯖を使用するようになると、舟形よりも箱型の方が押しやすいと、現在のバッテラの形に変わったそうです。
現在、寿司常では四代目当主が元々の船形に戻し、呼称も「バッテーラ」とし、バッテーラ膳というメニューを提供しています。
・寿司常(すしつね)
住所:大阪府大阪市北区天神橋2-4-3
TEL:06-6351-9886
営業時間:月曜日、木曜日:17:00〜21:30
金曜日、土曜日、日曜日:11:00〜14:00、17:00〜21:30
定休日:火曜日、水曜日
駐車場:無
アクセス:JR、高崎駅から約1.4km
カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
席数:6席
オープン日:明治24年(1891年)
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