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更新日:
2024年10月27日
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◎焼きうどん、焼うどん(2024年10月27日)
焼きうどん(やきうどん、焼き饂飩)は、うどんを肉や野菜などの具材と共に炒め、調味料で味をつけた料理です。全国各地で食べられており、発祥は不明だそうです。様々な「発祥」のお店があるようです。
北九州市の小倉では、「焼うどん」の発祥のお店として、「だるま堂」というお店が有名です。こちらは「焼きうどん」ではなく、「焼うどん」という表記です。「だるま堂」は終戦直後、1945年(昭和20年)に小倉駅近くのバラックの飲食店などが並んだ「鳥町食道街」に創業しました。初代店主、弁野勇次郎氏が食料難の時代、焼きそばを提供しようとしたものの中華麺が手に入らず、店にあった乾麺、干したうどんを使ったことが焼うどんの始まりだそうです。干しうどんをゆがき、それを焼いて出したという苦肉の策だった乾麺の焼うどんでしたが、モチモチの食感が市民の心を掴み、人気となったそうです。
「だるま堂」の2代目店主、坂田チヨノさんが2019年12月6日、82歳で亡くなり、店も惜しまれつつ閉店となりましたが、2001年に「焼うどん研究所」を立ち上げ、小倉発祥焼うどんのイベントや広報をしていた竹中康二氏が2020年7月、3代目として鳥町食道街の店を再開しました。しかし2024年1月3日に北九州市小倉北区の鳥町食道街で発生した大規模火災で店舗も被災、営業ができなくなりましたが、地元の老舗百貨店、井筒屋の協力もあり、2024年4月26日に井筒屋小倉店、本館6階に店舗を再開しています。

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